寄稿者は、Alex Massie(a columnist for The Times of London)と言う人のようです。
タイトル『Scotlland and the lure of leaving(スコットランドと独立の誘惑)』
長い文章なので、要約すると次のようなものでした。

  1. 現在スコットランドの一部になっているオークニー諸島(*2)の地方自治体がエジンバラ、ロンドンから離れて、オスロに近づこうとする動きを見せているが驚くには当たらない。
  2. 事程左様に、スコットランドもイギリス連合から独立しようとする動きがある。
  3. 2014年に1回目の独立のための国民投票が行われ、独立賛成44.7%, 反対55.3%でした。
  4. 第2回目の国民投票をするかどうかの議論もありますが、法的解釈から言っても、同じ案件について繰り返して国民投票を行い事は難しいので、短中期的には実現するのは難しい手だろう。
  5. イギリスがBrexitによって被った経済的不利益に劣らない経済的損失を独立によってスコットランドは受けるであろう。
  6. スコットランド人のスコット人らしさは保つ必要はる。しかし、イギリスから独立しなくても、スコットランドさしさは保てるはずである。

 

最後に筆者は次のように述べています。
The settled will of the Scottish people is to remain a profoundly unsettled people.
(
スコットランド人の定まった意志は、根本的には定まらない人々のままであることです。)

*1日本語への翻訳はchatGPTの力を借りましたChatGPTと言えども、若干日本語としてのギコチナシがあり、勘違いもあるようです。例えば、オークニー諸島の自治体がオスロよりの検討を開始した時に、次のような訳になっているのが気にかかります。(或いは私の勘違いかもしれませんが。)
In reality, no such constitutional rearrengement is likely, or even really desired.
実際のところ、そのような憲法改正の再編成は起こりにくい、あるいは本当に望ましいとさえ言えます。(chatGPT)

実際のところ、そのような憲法の修正は起こりにくい、あるいは好ましくはない。(菊島)

*2 ノルウエーの王様が、娘のスコットランド王James Vとの結婚の持参金にお金が払えず、島を質草にしたことは、昔のおとぎ話として聞く分には楽しく、微笑ましく見えますが、そこに住んでいる人たちにはどうなんだと思うと複雑な気持ちになります。